日本歴史時代作家協会 公式ブログ

歴史時代小説を書く作家、時代物イラストレーター、時代物記事を書くライター、研究者などが集う会です。Welcome to Japan Historical Writers' Association! Don't hesitate to contact us!

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

小説を更新しました

合評会用の小説を更新しました。 rekishijidai.jugem.jp

書評『新装版 汝の名』

書 名 『新装版 汝の名』 著 者 明野照葉発行所 中央公論新社発行年月日 2020年12月25日定 価 ¥780E 新装版-汝の名 (中公文庫) 作者:明野 照葉 発売日: 2020/12/23 メディア: 文庫 前作の『誰?』(2020年8月刊)に引き続き、女性の心理を巧みに描きあげ、あ…

森田健司さんの小説を公開しました

森田健司さんの小説を公開しました。 rekishijidai.jugem.jp

大河ドラマウォッチ「青天を衝け」 第2回 栄一、踊る

九つになった渋沢栄一は、少しずつ、父の市郎右衛門(小林薫)の仕事を学び始めていました。各地の藍農家を回って、藍葉を買い付けるのも市郎右衛門の大事な仕事でした。父のお供で信濃国を訪れた栄一は、帰り道で父が嬉しそうな顔をしていることを指摘しま…

小説のページを更新しました

西山ガラシャさんの小説を公開しました。 rekishijidai.jugem.jp

飯島一次さんの小説を公開しました

rekishijidai.jugem.jp

大河ドラマウォッチ「青天を衝け」 第1回 栄一、目覚める

文久四年(1864)。京の野道を武士の集団が馬で駆け抜けます。それを待つ二人の青年がいました。青年たちは近づいてくる集団の前に立ちふさがります。 「渋沢栄一でございます」 と、叫びます。騎馬の武士たちはかまわず駆けてきます。もうひとりの青年に引…

大河ドラマウォッチ「麒麟がくる」 最終回 本能寺の変

天正十年(1582年)、五月。安土桃山城で、家康をもてなす饗応(きょうおう)が行われました。饗応役を勤めた明智光秀十兵衛(長谷川博己)に対し、織田信長(染谷将太)は激怒します。皆の前で光秀を足蹴にしてみせるのです。 「饗応役を解く」 と、信長は…

明治一五一年 第20回

明治一五一年 第20回 今日も一五一年の小さな波紋なのだと少しずつ衰えていく日日に爆ぜる名残として地面に拡がり続ける会津から北へ向かう足首の小さな裸形は具現する風の行方をいまだに晒すきみの手足だねって水に映る面影を追う静かに辿りながら戻らなく…