日本歴史時代作家協会 公式ブログ

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2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大河ドラマウォッチ「青天を衝け」 第7回 青天の栄一

血洗島では、江戸へと旅立つことになった長七郎(満島真之介)の送別会が行われていました。兄の尾高惇忠(田辺誠一)が、長七郎に詩を贈ります。名を高め、世に知れ渡る偉大なる仕事をするのがお前の役目だ。慎(つつ)ましく暮らし、母や家を養うのは俺が…

大河ドラマウォッチ「青天を衝け」 第6回 栄一、胸騒ぎ

尾高の家の千代(橋本愛)が渋沢栄一(吉沢亮)のいる中の家(なかんち)に手伝いにやって来ていました。栄一は道場でしごかれて帰って来ます。荷物を運んで二人きりになったとき、栄一は千代にいいます。 「剣筋はいいといわれたに。今日だって伝蔵に一発、…

大河ドラマウォッチ「青天を衝け」 第5回 栄一、揺れる。

「承服できん」 と、つぶやきながら渋沢栄一(吉沢亮)は農道を歩いていました。代官に銭を届けに行った帰りです。その理不尽さに、栄一は怒っていたのでした。 「どうした栄一」 と、声を掛けてきたのは栄一のいとこの尾高惇忠(田辺誠一)でした。 「話を聞こ…

『映画に溺れて』第405回 キンキーブーツ

第405回 キンキーブーツ 平成十九年一月(2007)飯田橋 ギンレイホール 英語のKinkyには性的変態という意味があるそうで、近畿大学は英語表記「KINIKI UNIVERSITY」を「KINDAI UNIVERSITY」に改めたとのこと。 二〇〇五年製作の映画『キンキーブーツ』は…

小説を更新しました

渡邉浩一郎の掌編を更新しました。 rekishijidai.jugem.jp

大河ドラマウォッチ「青天を衝け」 第4回 栄一、怒る

後に、近代日本経済の父と呼ばれる渋沢栄一。藍葉の不作という危機から、血洗島を救った栄一(吉沢亮)は、今日もよく働いておりました。 栄一は従兄弟の尾高惇忠(田辺誠一)を訪ねていました。その蔵書を読みふけっています。 「しかし承服できん」 と、栄…

大河ドラマウォッチ「青天を衝け」 第3回 栄一、仕事はじめ

血洗島の渋沢家には、大勢の職人が集まっていました。藍の「すくも」」作りが始まったのです。乾燥させた藍の葉を、水を打ちながら混ぜ合わせ、発酵させます。これを何度も繰り返します。発酵を初めておよそ百日。「すくも」ができあがります。この「すくも…

リレーエッセイ(14)公開

大変遅くなりました。リレーエッセイ第14回公開致しました。 (エッセイ筆者募集中です!)#山上安見子 #リレーエッセイ rekishijidai.jugem.jp