大河ドラマウォッチ「西郷どん」 第39回 父、西郷隆盛
今週も軽くツッコんでいこうと思います。
明治37年、京都市役所にて物語は始まります。ここに赴任してくる新市長。それが西郷菊次郎(西田敏行)、西郷隆盛の島の息子でした。
菊次郎は求められ、父、西郷隆盛の話をし始めます。
場面は明治二年の鹿児島に移ります。西郷は政治から遠ざかり、農地を巡っては手伝いをする日々を送っていました。この頃から菊次郎の父は、西郷隆盛と名乗るようになりました。
菊次郎は大島から鹿児島に呼ばれることになりました。迎えに来たのは西郷の妻、糸。
糸はアイカナと話していました。糸が西郷の命を救ってくれた礼を言うと、アイカナは怒ります。好いた人の命を守るのは当たり前のこと。そして菊次郎を糸に託すのでした。
菊次郎は鹿児島の西郷の家にやってきます。菊次郎は遠慮がちに暮らしていきます。
西郷は殿様の久光に呼び出されます。版籍奉還がすでに行われていました。久光は西郷にからみます。これがお前のいう維新か。西郷は返す言葉がありませんでした。
ところ変わって東京城。大久保や木戸孝允(もとの桂小五郎)ら、主要なメンバーが集まっていました。大久保はいいます。
「古くてわずらわしい武士の世をとっとと終わらせ、中央に力を集めることです」
さらに大久保はいいます。
「たとえ不満の声が聞こえてきても、今ここで手を緩めるわけにはいかんのです」
大久保と岩倉は二人きりになって話します。そこへ呼び出されたのが従道(もとの西郷信吾)でした。西郷隆盛に東京に来るよう、説得することを命じます。従道は引き受けます。
従道は鹿児島に帰り、西郷と二人きりで話します。東京に来ることを頼む従道でしたが、予想通り西郷は渋ります。従道は説得します。もう戦いをしないためには、強大な軍が必要だ。それを西郷につくってもらいたい。
いやー、錦戸うまいよ。ジャニーズとは思えない。俺もあんな風に涙を浮かべながら笑顔で頼まれたら説得されてしまう。
西郷は糸に話します。東京に行こうと思う、と。糸は菊次郎のことをいいます。菊次郎は西郷がいるから頑張ることができるのだ。もうしばらく菊次郎のそばにいて欲しい。菊次郎はその二人の会話を聞いていました。
翌朝、菊次郎は西郷の前に来て話します。東京へ行ってくれ、と頼みます。糸にも菊次郎は西郷の東京行きを許してくれるよう頭を下げます。
西田敏行のナレーション。
「そしてこの東京行きが、父の運命を大きく変えることになるのでした。今宵はここらでよかろうかい」