日本歴史時代作家協会 公式ブログ

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菊池仁

ひねもすのたり新刊書評五月号 文庫書下ろしシリーズ編

ひねもすのたり新刊書評五月号 文庫書下ろしシリーズ編 今回は注目の新シリーズを中心に紹介する。まずベテランの新シリーズから。 沖田正午『大仕掛け悪党狩り 如何様大名』(二見時代小説文庫)が楽しめる。シリーズもので重要なのは、読後の爽快感である。…

ひねもすのたり新刊書評 五月号 単行本編

ひねもすのたり新刊書評 五月号 単行本編 2019.05.05菊池仁 記 諸般の事情もあってのたり新刊書評、ホンモノののたりとなってしまった。深く反省しています。と言う事でスピードを上げていきます。 梶よう子がいい。最近の作者の活躍には目を見張るものがあ…

2018年 文庫書下ろしシリーズもの編

2018年 文庫書下ろしシリーズもの編 2018.12.14 菊池仁 記 初めに ​ 百貨店の業界誌記者を30年ほどやった。たまたま入った会社が業界紙で、新しく流通雑誌を出版するのでその要員で募集していたのである。雑誌の刊行を仕掛けたのが椎名 誠さんで、面接で気に…

2018年時代小説を読み解く・単行本編

2018年の時代小説を読み解く 単行本編 2019.01.10 菊池仁 記 2018年の時代小説は近年にない豊作であった。特に、単行本は刊行点数も伸び、力作が揃った。16年17年と注目作が刊行され、期待はしていたのだがそれを上回る活況を呈した。うれしい限りである。 …

書評『髪結百花』

書評『髪結百花』 ​ 書評の仕事をしていて名利に尽きるなと思う時がある。新人がデビュー二作目でとんでもない飛翔力で文句のつけようもない傑作を発表した時だ。「おうやったじゃん。こういう作品を書いてもらいたかったのよ」と一人悦に入ってしばし読後の…

シリーズもの見参!

シリーズもの見参! ​ ひねもすのたり新刊レビュー vol.2 2018.12.14 菊池仁 記 本屋の店頭で文庫本コーナーを除くとシリーズものが所狭しと置かれている.。ベテランの作家による長大なものから、新しい書き手による第一巻目など様々である。このコーナーで…

ひねもすのたり新刊レビュー

ひねもすのたり新刊レビュー vol.1 2018.12.12 菊池仁 記 ​ まず、連載を始めるにあたって時代小説について考えていることを記しておく。「青春と読書」12月号に松井今朝子のインタビュー記事が掲載されている。最新作『芙蓉の干城』について語ったもので、…