日本歴史時代作家協会 公式ブログ

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天堂晋助

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第46回 将軍になった女

義時(よしとき)(小栗旬)の妹でもある実衣(みい)(宮澤エマ)は、息子の阿野時元(ときもと)(森優作)を、次の鎌倉殿にしようと画策します。戯言(ざれごと)と称(しょう)し、まずは三善康信(小林隆)に相談します。三善は、朝廷が任じたという証(あかし)である「宣…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第45回 八幡宮の階段

健保(けんぽう)七年一月二十七日。 夕方から降り続けた雪は、強さを増していました。 警護の詰め所にいる三浦義村(山本耕史)の肩を、北条義時(小栗旬)が叩きます。三浦は驚きます。 「どうしてここにいる」 「外されてしまった」 と、義時は答えます。源仲章…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第44回 審判の日

髪の伸びた公暁(こうぎょう)(寛一郎)がいいます。 「明日(みょうにち)、実朝(さねとも)を討つ。右大臣の拝賀式(はいがしき)。実朝が八幡宮で拝礼(はいれい)を終えた帰りを襲う」 三浦義村(山本耕史)がいいます。 「鎌倉殿の首を討てば謀反人。御家人たちの心…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第43回 資格と死角

京から、頼家(よりいえ)の残した子、公暁(こうぎょう)(寛一郎)が鎌倉に戻ってきています。三浦義村(山本耕史)が公暁にいいます。 「明日は御所(ごしょ)におもむいて、鎌倉殿(かまくらどの)と尼御台(あまみだい)にご挨拶を」 「例の件はどうなっておる」 と、…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第42回 夢のゆくえ

鎌倉殿である源実朝(みなもとのさねとも)(柿澤勇人)は、北条義時(よしとき)(小栗旬)の息子である北条泰樹(やすとき)(坂口健太郎)に宣言します。 「父上がつくられた、この鎌倉を、源氏の手に取り戻す」 泰時が確かめます。 「北条から取り戻すということです…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第41回 義盛、お前に罪はない

和田義盛(よしもり)(横田栄司)が館に帰ってみると、一族の者たちが皆、武装しています。すでに第一陣は、大江広元の館を襲っているとのことでした。和田はうめくようにいいます。 「鎌倉殿に約束をしたのだ。決して、いくさは起こさぬと」 息子の一人がいい…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第40回 罠と罠

京の後鳥羽上皇(尾上松也)は、内裏(だいり)の修復を、鎌倉にやらせることを思いつきます。 和田義盛(横田栄司)の館(やかた)に御家人たちが集まっています。自分たちが内裏を修復することが不満なのです。和田は皆にいいます。 「上皇様が鎌倉殿にお命じにな…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第39回 穏やかな一日

時政が鎌倉を追われたあと、天然痘を患(わずら)っていた源実朝(さねとも)(柿澤勇人)が、政務に復帰します。 「ご心配をおかけしました」 と、実朝は北条義時(よしとき)(小栗旬)と政子(小池栄子)にいいます。 「もう大丈夫なのですか」 と、政子…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第38回 時を継ぐ者

北条時政(坂東彌十郎)が、源実朝(さねとも)(柿澤勇人)にいいます。 「鎌倉殿(実朝)の起請文(きしょうもん)がねえと、じいは死ななくちゃならねえんです」 和田義盛(横田栄司)が、無理矢理、二人のいる部屋に入っていきます。刀を抜いている時政…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第37回 オンベレブンビンバ

書庫で、義時(小栗旬)たちが、訴訟について話し合っていました。そこへ北条時政(坂東彌十郎)がやって来ます。 「なぜわしを評議に呼ばん」 義時が答えます。 「私が呼ばなくて良いと申しました」 「訴訟は鎌倉殿に代わって、執権(しっけん)のわしが裁…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第36回 武士の鑑(かがみ)

三浦義村(山本耕史)が、北条時政(坂東彌十郎)にいいます。たい 「畠山追討の、御下文(おんくだしぶみ)、拝見しました」 時政はうなずきます。 「これよりすべての御家人に送る」 「驚きました。なにゆえ畠山が鎌倉殿に反旗を」 「よう分からん。しかし…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第35回 苦い盃(さかずき)

鎌倉殿である源実朝(さねとも)(柿澤勇人)は、北条政子(小池栄子)がこっそりと置いておくように命じた、和歌の写しを見つけます。実朝は母の政子に会いに行きます。実朝が一番好きだといった歌は、父の頼朝(よりとも)が書いたものでした。政子は実朝…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第34回 理想の結婚

北条泰時(坂口健太郎)は、父の義時(小栗旬)から、小さな観音像を渡されます。それは頼朝が髪の毛の中に入れて、大事に持っていたものでした。北条政子から形見分けとして、義時に与えられたものです。 「私は、あのお方(頼朝)の、お子とお孫を殺(あや…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第33回 修善寺

頼家の弟であり、「千幡」の呼び名であった実朝(さねとも)(嶺岸煌桜)が、北条政子(小池栄子)に、髑髏(どくろ)を見せられます。 「頼朝様は挙兵の折、この髑髏に誓われました。この命、おぬしにかけようと。すべてはこの髑髏から始まったのです。これ…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第32回 災いの種

北条一門が集まって、頼家(金子大地)について話しています。大江広元(栗原英雄)が報告します。 「恐ろしいばかりのご回復ぶり。まさに神仏のご加護だと、医者は申しておりました」 家長の北条時政(坂東彌十郎)が思わずいいます。 「医者の野郎、余計な…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第31回 諦めの悪い男

比企能員(佐藤二朗)、北条時政(坂東彌十郎)らが、源頼家の容体について聞きます。息はしているのか 「頼朝様の時と同じです」 と、大江広元(栗原英雄)が答えます。 書庫で比企能員が話します。 「一幡(いちまん)様に鎌倉殿になっていただくためには…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第30回 全成の確率

蹴鞠を教えていた平知康(矢柴俊博)は、お役御免となり、京に戻ることになります。義時(小栗旬)の異母弟である北条時連(瀬戸康司)は、最後の授業を受けていたとき、縁の下にある人形(ひとがた)を見つけるのでした。 頼家(金子大地)は人形を握ってい…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第29回 ままならぬ玉

源頼家(金子大地)や宿老たちの前に、首桶(おけ)が並べられます。阿野全成(新納慎也)が経を唱えていきます。 館に帰った義時(小栗旬)は、妻の比奈(堀田真由)に話します。 「梶原殿がいなくなり、この先は、否が応でも北条と比企はぶつかることにな…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第28回 名刀の主

十三人の宿老たちが、訴訟についての評議をします。この結果を鎌倉殿(源頼家)に取り次ぐのです。常陸(ひたち)の御家人、大谷太郎と、その弟次郎の土地争いについて話し合われていました。太郎は、父親から受け継いだ所領の一部を、次郎が欲しがるのは不…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第27回 鎌倉殿と十三人

建久十年(1199)一月。後鳥羽上皇(尾上松也)は、頼朝の死について推理を巡らせていました。殺されたのか。いや、今、頼朝が死んで、得をする者は鎌倉にいない。だとしたら事故か、隠さねばならないような。武家の棟梁である、頼朝にあるまじきこと。馬か…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第26回 悲しむ前に

頼朝(大泉洋)は伏したまま、目覚める様子はありません。しかし、うっすらと汗をかいており、まだ死んだわけではないことを示しています。 嫡男の源頼家(金子大地)はまだ帰って来ません。 義時(小栗旬)は密かに比企能員(佐藤二朗)を呼び出し、頼朝が…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第25回 天が望んだ男

頼朝(大泉洋)は夢を見ていました。お経が聞こえるので行ってみると、遺体を囲んで、政子をはじめとする北条の者たちが座っていました。そして遺体は、頼朝自身だったのです。 建久九年十二月二十七日。頼朝に死が迫っていました。 頼朝は弟で僧侶である阿…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第24回 変わらぬ人

頼朝が巻狩りから、鎌倉に帰ってきます。 源範頼(迫田孝也)は、安達盛長(野添義弘)と話します。 「うかつでございました」安達盛長は柱に寄りかかります。「まさか生きておられたとは」 愕然として、範頼がいいます。 「私が鎌倉殿の座を狙ったと疑われ…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第23回 狩りと獲物

巻狩りの仕切りを任された、父の北条時政(坂東彌十郎)のもとを、義時(小栗旬)が訪ねます。 「父上、私に隠していることはございませんか」 と、外を見ながら義時は聞きます。 「何の話だ」 と、時政は応じます。義時は声をひそめます。 「曽我の兄弟。梶…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第22回 義時の生きる道

妻の八重の死を知り、義時(小栗旬)はつぶやきます。 「天罰だ」 三浦義村(山本耕史)がいいます。 「そんなふうに考えるな」 夜、義時は、息子の金剛にいいます。 「父が、お前を育て上げてみせる」 子どもたちが多く暮らす義時の館に、頼朝(大泉洋)が…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第21回 仏の眼差し

義時(小栗旬)は、夕暮れの鎌倉の街を見ていました。そこへ土肥実平(阿南健治)がやって来ます。 「どうした」 と、聞く土肥に 「九郎殿のことを、考えておりました」 と、義時は打ち明けます。 「わしもじゃ。平家とのいくさの間、ずっと共にいたもんでな…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第20回 帰って来た義経

文治三年(1187)。義経は、平泉にたどり着いていました。藤原秀衡(ふじわらのひでひら)(田中泯)が義経(菅田将暉)にいいます。 「よう戻って来たな。それにしても、悔やまれる。お前を送り出したとき、もし、わしが兵を挙げておれば。天下を目指すには…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第19回 果たせぬ凱旋

頼朝(大泉洋)から鎌倉入りを拒否された義経(菅田将暉)は、京に戻っていました。義経は妻の里(三浦透子)を相手に酒を飲みます。里は自分まで帰れないことに文句をいいます。 「離縁して下さい」と、里はいいます。「あの静(しずか)(石橋静香)という…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第18回 壇ノ浦で舞った男

一ノ谷で破れた平家は、四国の屋島に逃げました。 範頼軍は九州に渡り、筑前に攻め込みます。平家は逃げ道を断たれます。 義経は海を渡り、平家軍に奇襲をかけます。不意を突かれた平家は、屋島を捨て、長門(ながと)の彦島に落ち延びていきます。 鎌倉では…

大河ドラマウォッチ「鎌倉殿の13人」 第17回 助命と宿命

源義経(菅田将暉)は、後白河法皇(西田敏行)に呼ばれ、一ノ谷の合戦についてほめられます。 鎌倉では、頼朝が側近たちに話しています。 「義仲を討った今、片付けておかねばならぬことがある。一つは、甲斐の武田信義(八嶋智人)。奴に、誰が源氏の棟梁…